2010年08月18日

介護のための整理収納

宮崎日日新聞に毎週コラムを書いておりますが
8月15日22日は「介護のための整理収納」と題して
2回に渡り書いております。
2回目は次回になるので詳しくは書けないのですが・・・

私にとって高齢者、そしてあらゆる障がいをお持ちの方に対して
生活のお手伝いをさせて頂くこと、とくに住環境に関しては
自分のライフワークだと思って取り組んでおります。

住宅改修で関わらせて頂いた沢山のケースからいつも感じるのは
リフォームする事だけが住環境の改善ではないと言う事。
「整理収納アドバイザー」となってからは特に強くその事に
ついて考えるようになりました。

それは、ご本人から見た場合はもちろん介護する側から見ても
とても重要です。
一分一秒でも貴重な時間。
普段の生活で私たちが探し物をする時間ほど無駄な時間はありません。
それが介護の現場では、さらにそのちょっとした些細な時間が
積み重なる事によってその重さは増していきます。

私たちにとって何でもない廊下に置かれた荷物やタンスの上のモノ
これが、介護の場面では非常に危険なモノに変わってしまいます。

介護施設においても整理収納の促進されていない現場では
それだけでも職員の負担増、効率、モチベーションを下げる要因と
なりうるのです。
書類関係しかり、季節のモノ、訓練に必要な道具、掃除道具
あらゆるモノを効率的に配置しかつ、安全を重視しなければなりません。
例えばバックヤードは人には見えない場所かもしれませんが
職員がストレスを感じる場所であってはいけないのです。
必要なモノをすぐに取り出せる状態、何がどのにあるのかすぐにわかる状態
それは介護の現場に限らず、自分の職場、家庭内を想像すれば
誰にでもわかることだと思います。
双方にとってストレスの無い空間を作る必要があるのです。

そして、そんなお手伝いをしていく事も自分の目標です。

今日も読んでくれてありがとうクローバー



Posted by Natural-ing at 20:28│Comments(0)
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